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2006年06月01日

分室情報(№1)2006.06.01

<<オマキトカゲの誕生>>

 今年の3月に新しく、雌のオマキトカゲを導入。持ち腹ということであり、子供が誕生するのを楽しみに待つ。
 雌は頭胴長22cmで当初から、下腹が張り子供を持っていることは間違いないようであることは分かるが、なかなか生れず気を揉んでいた。雌親には沖縄の野生桑を主食とし、時々果実を与えており、栄養面は悪くないはずである。導入先のところでは別個体が4月の後半に子供が生まれたという連絡が入り、少々焦りもした。しかし、腹の太り具合や餌の食いから見て問題ないことで、気長に待つことにした。
 5月の初旬から雌がバットに入れた餌の桑の下に潜るようになり、これまでの行動と異なる動きを見せる。この行動がお産に繋がるのかは不明だが、子供をお産するまで続き、お産後は見られなくなったことから、オマキトカゲのお産時の行動のひとつと思われるが、過去に幾度か繁殖したことがあるがこのような行動は観察されていない。
 ともあれ、5月27日ケージの掃除時に水入れの陰に隠れていた子供1個体を発見、その子供の状況から産まれたのは前日の26日であろう。産まれた子供は頭胴長13.3cm、尾長17.0cm、体重92gで可愛い。

投稿者 seltage : 2006年06月01日 22:13

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